こんにちは!お身体の不調を改善するもみほぐしや産後ケアを承る、大牟田市のリラクゼーションサロンビハーラです🍀
★前回のブログでお話しした「骨盤底筋」に引き続き、今回ご紹介するのは「表情筋」です!!
鍛えよう!「表情筋」
顔の印象アップ!あの習慣が老化の原因?
年齢と共にだんだんと「顔のたるみが気になる」「シワが増えてきた」「ほうれい線が濃くなったような…」と残念に思う方が多いのではないでしょうか…
筋トレ紹介の最後を飾るのは、いつまでも若々しいお顔を維持するために皮膚を支えてくれる「表情筋」についてです!
⚫表情筋を構成する筋肉とは?
このように、顔には30種類以上のさまざまな筋肉が存在していて、それらを総称したものを「表情筋」と呼びます。
⚫顔の悩みの2大要因「しわ・たるみ」はなぜ起こる?
皮膚内部に存在するコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質の減少が考えられますが、それ以上に重要なのが表情筋の衰えなのです。
表情筋の性質はおしりや足の筋肉と違って太く厚みがあるわけではなく、細くて繊細で薄く幅の広い形状の筋肉が多いため、衰えてしまうと、顔の皮膚や脂肪を支えられなくなり重力に負けて顔全体がたるんでいきます。
ここでは、表情筋のなかでも特に顔の老化の原因となる、
「頰骨筋」「口輪筋」「眼輪筋」「表在性筋膜」
についてお知らせしてまいります!
①頬骨筋
・頰骨筋は大頬骨筋ー口角を吊り上げる筋肉で、大口を開けて笑うなどのダイナミックな笑顔を作る時に働きます。
また、小頰骨筋ー上唇を斜め上方に引き上げる作用を持っているのも特徴。
*頰骨筋が萎縮すると表在性筋膜の張りが失われ、皮下脂肪が重力で下がり、頰のたるみにつながります。その結果口輪筋との境い目に溝が生じ「ほうれい線」が生まれます。
②口輪筋
・口輪筋は口を閉じる、唇を突き出すなど口元に微妙な表情をつくり、寡黙な表情を表す時に働く筋肉です。
*口輪筋が衰えると、口元のたるみや口角の下がり、ほうれい線など老け顔の原因になる他、口を閉じていられなくなり唾液が蒸発し、口の中が乾燥しやすくなったり、口腔内の細菌増加や虫歯の多発、歯肉炎、口臭につながったりする恐れもあります。
③眼輪筋
・眼輪筋は、まぶたを開け閉めをする大切な働きがあります。
*眼輪筋が衰えると、目の周りの眼輪筋に抑えられていた脂肪が出てしまい、目袋(目の下のふくらみ)ができる・目尻が下がる・ゴルゴライン(目頭から頬にかけて入る線)ができる状態に。
*スマホやパソコンの画面を見ている時間が長い現代人は、無表情でいる時間も長い傾向にあるため眼輪筋を動かす機会が減っているそうです!
④表在性筋膜
筋膜とは、筋肉や内臓などを包み込んだりつなぎ合わせたりしているコラーゲンを主成分とした薄い膜です。この筋膜は身体のいたるところに存在し、筋肉や臓器が適正に位置するよう支えています。
・そして、皮膚の下に存在する筋膜を「表在性筋膜」といいます。
皮膚は表面から、表皮→真皮→表在性筋膜→筋肉という順に重なっています。
表在性筋膜は、頭皮の帽状腱膜から首の広頚筋とつながって頬全体を支えます。
*若い人はこの表在性筋膜に厚みと柔軟性があり、表情筋と共にしなやかに伸び縮みして頬を上にあげていますが、加齢により表情筋が衰えて薄くなると、表在性筋膜の柔軟性を失い、張りがなくなってたるみ、頬もたれ、顔や首にもしわができやすくなります。
このしわやたるみを改善するためには、表情筋をきたえて表在性のはりを取り戻すことが大切です。
⚫表情筋が衰える悪習慣!
①マスク生活
・マスクをしていると無意識のうちに大きく口を開ける、顎を動かすなどの動作をさけるようになり、表情筋を動かさない習慣が身について、表情筋が衰えていきます。また、会話の最中に無意識的に相手と同じ表情をする「表情模倣」と呼ばれる現象が起こりにくくなることも衰える原因になります。
②笑顔不足
あらゆる表情のなかでも、「笑顔」が最も有効な表情筋の刺激になるといわれています。
笑顔を作るためには顔をリフトアップさせるために必要なたくさんの表情筋が使われています。
なので、たくさんの笑いのある生活が表情筋を鍛えることになるわけですね!
③「へ」の字口
この「へ」の字口が癖にならないようにしましょう!
への字口は口角やほほを下げる筋肉が強く働き、ほうれい線、マリオネットラインを出来やすくします。
筋活!「表情筋トレーニング」
⭐︎表情筋トレーニングは、しわやたるみの改善だけではなく、豊かな表情作りで相手とのコミュニケーションを円滑に行う上でも大切なものです。
お家で簡単にできるので、ぜひ実践してみてください🤗
①大頬骨筋・小頰骨筋・口輪筋を鍛える(笑顔トレーニング)
このトレーニングは、ほうれい線や口角さがり、頬のたるみの改善に役立ちます。
⒉そこからさらに口角を上げて全力で笑いましょう(「に」の口で)
⒊2の状態でほほの筋肉ににさ力が入り硬くなっていることを触って確認します
⒋力を抜いて口を閉じます
⒌この動作を5回繰り返します。
②眼輪筋を鍛える(まばたきトレーニング)
眼輪筋を鍛えることで、目の下のたるみやゴルゴライン、目尻下がりなどの改善に役立ちます。
⒉目をギュッと閉じて10秒キープします
⒊力を抜いて目を開けます
⒋こと動作を5回繰り返します
☆まとめ☆
前回、前々回と「筋活」というテーマで、筋肉の基本や今鍛えておきたいおすすめの筋肉を3つご紹介してまいりました。
筋活を通していえることは、「筋肉は動かさないと衰えてしまう」ということ。それはもちろん今回取り上げた表情筋や大臀筋、骨盤底筋だけではなく、その他の筋肉にもいえることです。
筋活を習慣化することは簡単ではありませんが、常に動かし続ける意識を持って生活することはとても大切です。筋肉は見た目の美しさだけではなく、日常生活のスムーズな動作やロコモ予防、代謝の促進など健康面においても大切な役割があります!
今現在健康な人はその状態を維持するために、体調が不安定な方は出来ることから少しずつ、決して焦らないで、ゆっくりと筋活を日常生活に取り入れてくださいね!
皆さまの生活がより豊かになりますように願っています☘️
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